米国高配当ETFでSPYDに興味があります!
でもどんなものかわからない!誰か教えてー!
こんな疑問が出てくると思います。
米国ETFは暗号みたいで覚えにくいですよね…。
私も高配当投資を始めたころは訳も分からずかっていましたが、投資経験を積んで今では私のポートフォリオにしっかり定着しています。この記事を見れば投資の判断材料になります!
この記事では、米国高配当ETFの中でも高配当で人気のSPYDについて、わかりやすく簡単に解説していきたいと思います。
SPYDとは?
SPYDの正式名称は「SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式」です。ですが、正式名称は覚えないで大丈夫です。
項目 | 内容 |
---|---|
運用会社 | ステート・ストリート社 |
設定日 | 2015/10/21 |
連動指数 | S&P500高配当指数 |
構成銘柄 | 80銘柄 |
1株の値段 | 37.08ドル 5,106円(1ドル137.70) |
配当利回り | 4.5% |
配当月 | 年4回(3月、6月、9月、12月) |
年間配当金金 | 2022年 1.983341ドル 273.1円(1ドル137.70) |
経費率 | 0.07% |
ざっくりいうと、「米国の超優良企業を500社集めた【S&P500】のうち、配当利回りの高い上位80銘柄に、均等割合(1銘柄約1.25%)で投資しているよー!」っていう商品です。
運用会社はステート・ストリート社です。こちらはアメリカでも3本の指に入る資産運用会社です。
経費率は激安の0.07%です!100万円投資しても、1年間でかかる費用は800円しかかかりません。
チャート
続いては、チャートを見ていきましょう!
比較的新しくできた商品なのでまだ10年の運用成績が見れませんが、大きな値動きをしながら上がり続けていることがわかります。
2020年のコロナショックではまさに大暴落になっていますね…。しかし、1年程で元の株価に戻っています。
そして最近では、米国の銀行破綻が続き株価が下がっています。つまり、景気に左右されやすく不況には弱いETFということは覚えておきましょう。
構成銘柄
え…?知らない企業ばかりですね。
SPYDは年に2回銘柄の入れ替えをします。なので高利回りの上位80社の構成がコロコロ変わっていきます。
SPYDのセクター(業種)は、公益事業、金融、不動産が中心です。
分散はされていますが金融、不動産センターは景気の影響を受けやすいので株価は変動しやすいです。もう少しリスクを下げたい場合は、違うセクターで構成されているETFを組み合わせて買いましょう!
おすすめはHDVです。ディフェンシブセクターの多いHDVは、SPYDの足りない部分を補い合う最高のパートナーです!
SPYDとHDVを組み合わせて買ってる投資家は多いです。セクターを分散しながら高配当を得られるので人気です!
配当利回り
SPYDの配当利回りは直近5年では約4.5%ほどでかなりの高配当です。配当利回りではVYMやHDVよりも高いです。
トータルで見ると増配していますが減配も頻繁にしています。VYMやHDVに比べるとハイリスク・ハイリターンなイメージがしますね。
メリット
それではSPYDのメリットをまとめていきます。
- S&P500の高配当企業に分散投資できる
- 配当利回りが高い
- 経費率が安い
- 少額投資できる
この4つです。
株価の値上がりに関しては、景気によって増減が激しいのでVYMやHDVほど期待はできないです。
しかし、「配当利回りの高い米国優良企業に分散投資できて、激安の経費で運用もしてくれる。」というとても優れた商品です。
そして、SPYDは1株約5000円で投資できます。VYMやHDVは1万円を超えてくるので、それと比べると買いやすいですね。
デメリット
次はデメリットを見ていきましょう。
- 減配のリスクがある
- トータルリターンではS&P500に負ける
- 不況に弱い
この3つです。
SPYDは景気に左右されやすいです。景気が悪ければ、株価もドカンと下がりますし減配もします。
リスクを把握したうえで投資をしましょう。
まとめ
最後に今回の記事のポイントをおさらいしていきましょう。
- SPYDは高い利回りが期待できる米国高配当ETF
- SPYDは景気に左右されやすいクセのある商品
- HDVとの組み合わせで弱点をカバー
SPYDは高い配当利回りが魅力です。
しかし、リスクがあることもしっかり理解しましょう。
HDVと組み合わせたり、SPYDをメインではなくサブで運用したり、自分のリスク許容度に合わせて購入しましょう。正しく運用すれば素晴らしい商品だと思います!
配当金で日々の生活を楽にしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント